《アウトレット品》コマンドマガジン159号

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アウトレット

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豊臣秀吉の死後、政権内の権力抗争が激しくなる中、強大な力を持ち続ける徳川家康に石田三成は危機感を感じ、反徳川勢力を糾合し対立関係を明確なものとした。その結果、慶長5年9月14日(西暦1600年10月21日)、西軍率いる石田三成と東軍率いる徳川家康は美濃国関ヶ原で激突することになる。この戦いに勝利した徳川家康は後の江戸幕府を築く基盤をこの戦いで固めることとなった。
「天下分け目の戦い」と称されるこの〈おおいくさ〉は、どちらの陣営につくかで日本全土の大名に大きな影響を与えた戦いでありながら、本戦は実質1日で決着がついたのだ。その運命の1日はどのように進んでいったのだろうか?


付録ゲーム:関ヶ原  Sekigahara 1600
ゲームデザイン:フランシス・ミューレン

『関ヶ原』はフランスのメーカーHEXASIM社が発売した『Tenkatoitsu』に封入されている3作品のうちひとつです。完全日本語版にした作品です。先に付録化した『長久手の戦い』(CM144号)、『山崎の戦い』(CM149号)と同ルールでプレイできるので、これらの作品を知っている人ならば『関ヶ原』の特別ルールを読めばすぐにプレイできるでしょう。
本シリーズは戦国時代の合戦の雰囲気を出すためにオーソドックスなウォーシミュレーションゲームとは異なる部分が多く、敷居の高い作品というイメージがあるかもしれません。今回そのハードルとなる部分をリプレイ記事でフォローし、本作を最大限に味わえるようにしています。
本シリーズの魅力は各大名が単に戦場でぶつかるだけの戦いに終始せず「陣形」の選択によって合戦の動きがより盤面で大きく影響するシステムになっていること。中世日本の戦場の動きを見事にシミュレートした本作を是非ご堪能ください。



●駒216個1枚、120個1枚(15mm角)
●マップ1枚(A1判1枚)
●チャート5枚
●ルールブック1冊(24頁)

ルール難度:高い
ソリテア性:普通

ゲーム・スケール:
●1ヘクス=約250m
●1ユニット=約300人
●プレイヤー数=2人
●プレイ時間=360分程度

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