コマンドマガジン153号 耳川の戦い The Battle of MIMIGAWA
1578 |
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天正六年(1578年)当時、九州最大の戦国大名であった大友宗麟は島津氏の侵攻で日向を失った伊東義祐を庇護し、日向奪還とキリスト教布教による勢力拡大を目論見み、日向に攻め入った。日向を維持したい島津氏は当主義久、義弘、歳久、家久の島津四兄弟総力でこれを迎え撃つ。耳川を越え高城へ迫った大友の軍勢に対して、後詰めを兼ね軍勢を進める島津勢。
そして、両軍の火蓋は切って落とされる。 耳川の 戦い The Battle of MIMIGAWA 1578 (吉川龍虎)
『耳川の戦い』は別名高城川の戦いと呼ばれる島津vs.大友の合戦を扱った対戦型のウォーゲームです。戦国時代の九州における二大勢力の両大名が日向地方の支配を目論見対立したこの合戦を、『河越合戦』『慶長出羽合戦』のデザイナーである吉川龍虎氏が担当。迫力ある戦いをゲームに落とし込みました。
本作は、両陣営の配下の部隊毎に割り当てられた「活性化チット」により命令を与える〈チット・ドリブン・システム〉を採用。命令系統と行動が思う通りにできない中世の合戦らしさを見事に再現しています。 史実では島津が大友の日向侵攻を止め大勝した戦いですが、ゲームではどのような結果が待っているのでしょうか?
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コマンドマガジン日本語版についてコマンドマガジン日本語版は、毎号特集に沿った付録ゲームが付くシミュレーションゲーム専門誌です。シミュレーションゲームとは、歴史上の戦争について様々な角度から再現、検証することを目的としたゲームで、ウォーゲームとも言います。戦いに参加した部隊を表す紙のコマ(ユニット)と戦場を描写した紙製の地図(マップ)、そしてゲームの遊び方を説明したルールブックで構成されています。 |
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