名作「日露戦争」【第2版】
『日露戦争』は1981年にエポック社から発売され、大人気を博した陸戦ゲームの復刻版です。プレイヤーは日本軍またはロシア軍の地上部隊を指揮し、要衝の占領/防衛を目指します。
戦域は広大ながら、初期に与えられる戦力はお互いにごくわずか。海戦の結果やスパイ活動の進捗により変動する補給ポイントをやりくりしつつ、複数の戦線で効率的に地上部隊を運用しなければなりません。
果たしてあなたは、この国家戦争をどのように指導するのでしょうか? 歴史の「if」を大いにお楽しみください。
【JWC版『日露戦争』の特徴】
JWC──ジャパン・ウォーゲーム・クラシックス版では、オリジナルの内容を尊重するとともに、いくつかの変更点が盛り込まれています。
例えば、オリジナル版やその後再版されたコマンドマガジン収録版でもわかり辛かった都市占領における得点について。チャートに日本軍が獲得できる占領都市得点は記載されていたものの、ゲーム中にどの場所がその都市なのか、あるいはどちらの陣営がゲーム中保持しているかを解りやすいようにマップ上に記載しています。
さらにルールにおいてもフルカラーで図版を用いたものになっており、オリジナル版のルールで不明瞭だった部分には文字色を変えて追加する形で補っています。
追加ユニットに関しては、コマンドマガジンで収録されたボーナスユニットの他、ゲーム進行を助ける補助駒や、砲兵をイラスト化したユニットを追加しています。
特別付録として『日露戦争作戦研究』が入っています。
【第2版の変更点】
・ルールの明確化:ロシア軍司令部の撤退条件とロシア軍増援の緊急展開ルールを追加
・作戦研究冊子の一部修正
〈コンポーネント〉
・マップ 1枚(フルマップ)
・駒シート 1枚(基本ルール用105個、上級用29個、他マーカー)
・作戦研究ブックレット 1冊(A4版モノクロ12ページ)
・ルールブック 1冊(A4判カラー20ページ)
プレイ時間 120分から180分程度
プレイ人数 2人
ジャパン・ウォーゲーム・クラシックスとは「日本におけるウォーゲーム・ブームを支えた優れた国産ゲームをいつでも買えるように」というコンセプトでスタートしたシリーズ、それが「ジャパン・ウォーゲーム・クラシックス(JWC)」です。これからウォーゲームを始めようという方はもちろん、かつてウォーゲームを楽しんだ方がその趣味を再開しようという時に、最初に選んでいただいて間違いないタイトルを取りそろえています。 また、作戦研究やプレイの指針など、公式サイトでフォローします。 |
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