子供の頃誰もが遊んだ「かくれんぼ」。カードゲームでそれを再現するとどうなるのでしょうか?
そんな願望を叶えてくれるカードゲームがこの『PIZZA ZOMBIE』。
なかなかシュールなタイトルで、ピザがゾンビ?? と二度見したくなるタイトルで、ぱっと見た感じ海外製品のゲームなのか? と思わせるテイストで、コミカルかつクールさを醸し出すイラストが真っ先に目に入るカードゲームです。
雰囲気のおかしなダイナーを夜に訪れた一行。テーブルに置いてあったピザを勝手に食べた1人がピザゾンビになってしまった! ゾンビに捕まると自分もゾンビになるので見つからないよう店内に上手く隠れなくてはならない
―という設定の「かくれんぼ」ゲームが『PIZZA ZOMBIE』です。
ルールは簡単。
プレイヤーが伏せたカードの番号とゾンビ役の出したカード番号が合致すれば「みつかる」という、〈バッティング・システム〉のゲーム。
●システムの概要
各プレイヤーは1〜6と★が記載された7枚のカードを手札にします。
まず始めにプレイヤー全員は、「最後の隠れ場所」となるカードを手札の中から1枚選び、自分のキャラクターカードの下に裏向けて配置します。
このカードがラウンド終了時の得点になりますが、ラウンド終了時にピザゾンビだったプレイヤーはその点数が減点となります。
また、終了時点でピザゾンビプレイヤーと同じ数字を隠していたプレイヤーも減点の対象となるので、ラウンドが終わるタイミングも読まなければなりません。
各ラウンドで手札の1枚を伏せて全員が出し終わった後に、ピザゾンビプレイヤーは手札から1枚を選び、そのカード番号と一緒のプレイヤーがゾンビに「発見」されてしまいます。
カードは、
1:レイゾウコ
2:トイレ
3:テーブル
4:ジュークボックス
5:ランプ
6:マスコットキャラクター
★:カウンター
と番号毎に場所が設定されています。
★はピザゾンビ役の場合は★という場所で使うことも、他の任意の数字として使うことも可能です(最後の隠れ場所としての得点では8点として計算します)。
隠れることに成功したプレイヤーはカードを場に出すことができます。ピザゾンビと数字がバッティングすればカードは手札に戻り、更にピザゾンビ役は発見された人に回ってくるのです。
ピザゾンビ役は誰も捕まえることができず、連続でゾンビを続けると自分のキャラクターカードの上においているピザゾンビカードを1列ずつ上に上げて行き、自分のキャラクターカードが見えなくなった時点で、そのラウンドは終了してしまいます。
●戦略
手札のカードをなくすことで早くラウンドを終了させて「最後の隠れ場所」の得点を重ねていくことが勝利へ導く近道になるのですが、点数の入るラウンド終了のタイミングを読み、相手プレイヤーの手札を「カウンティング」することも戦略のひとつになります。
使った手札は場に出すのですが、出したカードは1枚おきに裏向けにして出さなければいけないので、誰がどの番号のカードを出したかを記憶しておくことと「最後の隠れ場所」に何点のカードを隠しているか? を推理する戦略眼が要求されるカードゲームなのです。
1ゲーム10分程度で4人までプレイできるゲームなので、次のゲームまでのスキマ時間を埋めるためにプレイできることは勿論、じっくり膝を突き合わせてとことん遊び込める優れたカードゲームと言えます。