a-gameピックアップ
1.『Viva Topo!』

『Viva Topo!』
会社の休憩時間にちょっと時間があったので『Viva Topo!』をプレイしてみました。これが面白いのなんの。流石、2003年にKinderspiel des Jahresを受賞しているゲームだけはありますね。
ゲームのルールですがとても簡単。各プレイヤーは4つ(参加者によって5つ)のネズミを受け取り、スタート地点に置きます。すごろくの要領で手番になったら自分のネズミを1匹サイの目分動かすことができます。ただし、6面体のサイコロの中には「猫マーク」が描かれているものが2つありその目が出た時は猫が1マスだけ動くのです。猫に追い越されたり同じマスに止まられるとネズミはゲームから取り除かれます。
ゲームの目的はゴールでもある「チーズランド」を目指しチーズを一番多く獲得したプレイヤーが勝利を収めます。
ただし、追っかけてくる猫のために、「チーズランド」を目指すことが難しい時も。その時は、途中にある「チーズの家」に逃げ込みます。ただし、4角に作られた「チーズの家」はスタート地点に近ければ近い程チーズが小さいのです。多くのチーズを獲得するために猫の危険にさらされるかあるいは目先のチーズを早めに獲得するかの駆け引きがこのゲームの醍醐味と言えるでしょう。
また、猫の動きには要注意。猫の移動はボード上に描かれた「猫マーク」順に動くのですが後半になれば猫も焦りだして、2マスとばしで移動してくるのです。この猫の追跡が結構恐怖感を煽ります。自分の手番にネズミが1個しか動かせないのでまとめて後ろに自分のコマを置いておくと追っかけてきた猫に全て狩られてしまうことも。
この手のゲームを良く知る人ならば『ミッドナイトパーティ』に雰囲気が似ている
と言えば理解して頂けると思いますね。
なお、短めですがプレイ風景の動画が商品ページから見ることができます。また、封入されている8ヶ国対応ルールブックには、なんと始めから日本語ルールが掲載されていますのですぐにプレイすることは可能です。