歴史ボードゲーム専門誌『歴ボド』
『歴ボド(れきぼど)』は、歴史をテーマにしたボードゲームと記事が一つになったゲーム誌です。日本史や西洋史、古代から近世まで、歴史上の様々な事件や出来事にスポットをあてて、夏と冬の年二回発行します。
収録ゲーム:『桶狭間戦棋』
時は戦国時代。三河を支配下に置いた今川は、西の隣国である尾張への領土拡大を狙っていた。尾張は、織田信秀亡き後、
領内での対立が続き、織田信長がこれを制したもののまだ不安定な状態だった。それゆえ、織田勢からは離反または降伏して今川方に下る者が絶えず、尾張南部の知多半島の大半が今川の支配下となった。
この状況を打開するため、信長は知多半島の付け根に存在する今川方となった2つの城──鳴海城と大高城への圧力を強めた。それぞれの城の周囲に砦を築き、包囲して孤立させたのである。
これを受けて今川義元がついに動く。1560年、大軍を率いた義元は、両城の包囲を解くべく知多半島に向かった。そこで起きたのが、かの有名な「桶狭間の戦い」である。
『桶狭間戦棋』は、桶狭間の戦いを再現した歴史ボードゲームです。
桶狭間の戦いでは、油断していた今川義元が織田信長の奇襲攻撃によって討ち取られた、と長らく信じられていました。しかし近年の研究では、実態はもっと異なっていたと考えられています。
このゲームはそうした歴史研究を踏まえ、また新たな見解を含めて、桶狭間の戦いを再構築しています。伝え聞く状況でゲームを始めることも、新しい見解に基づいてそれを試すこともできます。
ゲームをプレイすることで、桶狭間の戦いの真実に迫ってください。商品化にあたっては、ゲームデザイナー自身によるゲームの各種調整、並びに選択ルールや駒の追加が行われています。
また記事では、ゲームデザイナーによる桶狭間の戦いの真相についての推理と仮説を掲載し、それを軍事ライターで自らもゲームデザインを手掛ける河合秀郎氏が分析!
仮説の真偽を見極めます。歴史記事や関連ゲーム、また連載もスタートし、読み応えある内容です。
収録記事:
●歴史&ゲーム解説「実験・桶狭間の戦い」(九条まさはる)
●検証記事「その仮説は正しいか?」(河合秀郎)
●歴史記事「信長の軍隊」(樋口隆晴)
ほか
ゲーム情報
・ルール:8ページ(雑誌綴込)
・マップ:1枚(A3判)
・駒シート:1枚
プレイ時間
・45分程度
プレイ人数
・2人



