コマンドマガジン157号 第6艦隊 SIXTH FLEET |
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地中海に緊張が走る! ソビエト黒海艦隊が行動を開始。バルカン半島方面からソビエト軍の精鋭機械化軍団がイスタンブールを目指し南下し始めたのだ。黒海艦隊はトルコ海峡の突破を図り地中海への展開を目論む。対するNATO軍はアメリカを中心に地中海に展開する第6艦隊が出動。トルコ、イタリア、ギリシャ、フランスなどのNATO加盟国と共にエーゲ海を北進。ここにワルシャワ条約機構軍とNATO軍の衝突が発生したのだった……。
第6艦隊 SIXTH FLEET (ゲームデザイン:ジョセフ・ミランダ)
『第6艦隊』は1970〜80年代にかけて発生する可能性があった冷戦下のワルシャワ条約機構軍とNATO軍の地中海における衝突を仮定した対戦型のウォーゲームです。本作はCSR賞受賞作『レッド・ドラゴン・ライジング』のデザインをベースにしていますが、冷戦時代の戦いを再現するためにルールが変更されています。
強大なシー・パワーを有するアメリカを中心とするNATO軍と奇襲により攻勢に出たソビエトを中心とするワルシャワ条約機構軍という構図の中、「第三次世界大戦の前哨戦」をこの戦いで占うことになります。 オリジナルはDecision Games社の発刊する『Modern War#41』に掲載された作品で、1970年代と1980年代に両陣営が衝突していたら? という2つのシチュエーションを楽しめます。システムは『レッド・ドラゴン・ライジング』をベースにしているためルールは感覚的に掴みやすくプレイアブルに仕上がっています。 またModern War誌で掲載された歴史ノートを翻訳掲載しています。 ![]()
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コマンドマガジン日本語版についてコマンドマガジン日本語版は、毎号特集に沿った付録ゲームが付くシミュレーションゲーム専門誌です。シミュレーションゲームとは、歴史上の戦争について様々な角度から再現、検証することを目的としたゲームで、ウォーゲームとも言います。戦いに参加した部隊を表す紙のコマ(ユニット)と戦場を描写した紙製の地図(マップ)、そしてゲームの遊び方を説明したルールブックで構成されています。 |
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